こんにちは！大阪府東大阪市に拠点を置き、鉄筋工事の中でも継手工事に特化した業務を手掛ける有限会社玉巻工業所です。
今回は「溶接継手の強度は普通の溶接と変わらないの？」をテーマに設定し、溶接継手の強度についての情報をお届けいたします。
ぜひ、最後までご覧ください！
溶接継手の強度は？
溶接継手の溶接線に直角方向に荷重が作用する場合では、溶接金属および熱影響部の強度は母材よりも高く、延性強度は母材の強度と同等かそれ以上と考えられます。
そのため、継手効率は100％とみなすことができます。
従って、溶接継手の強度は通常の溶接と同様の強度を有しているといえるでしょう。
鉄筋等級のおさらい
SA級継手の定義
SA級継手の性能は、強度や剛性、靭性等に関してほぼ母材並みの強度を有する継手と定義されています。
使用制限があるA級以下、B級、C級に対し、SA級継手には使用制限がありません。
A級継手の定義
A級継手の性能は強度と剛性に関してはほぼ母材並みですが、その他に関しては母材よりも劣る継手と定義されています。
溶接継手の場合は一方向繰り返し試験を行い、得られた引張強度試験値が規格引張強度を満たした上に、破断位置が母材であることがA級継手の条件となるのです。
つまり、引張試験を行い破断位置が母材部分であれば溶接部の強度は母材と同程度、もしくはそれ以上という結論になります。
溶接継手はA級が使用される
全ての現場において全ての溶接継手をSA級として施工し、母材鉄筋と同等の性能を求めることは極めて困難といわれています。
そこで国土交通省は鉄筋の溶接継手はA級としているのです。
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大阪府東大阪市に拠点を置く弊社では、鉄筋の継手工事に特化した会社です。
ガス圧接継手、溶接継手などの工法を用いて、安全で高品質の工事をお届けしております。
ここまでの解説で、鉄筋溶接継手の強度は、通常の溶接の強度と変わらないことをご理解いただけたのではないでしょうか。
等級ごとの定めはありますが、溶接継手はA級として定義されていますので、このことを考えても通常の溶接と同様の強度があるといえます。
有限会社玉巻工業所では高品質で徹底した安全管理のもと、チームワークを大切にして日々の業務を行っております。
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